塩の種類
塩は大きく分けて、2つの製法に分けれる
塩は大きく分けて、2つに分けれます。
天然塩と精製塩の作る製法もそれぞれ違います。
- 天然塩(自然塩)→呼び方は天然塩や自然塩と表現されてます。
- 精製塩
天然塩の特徴
天然塩とは塩の中で一番、良い塩です。
塩本来のもっている栄養素が、残っている塩を天然塩と言えます。
昔から作られている伝統的な製法です。
必要な栄養成分が天然塩から摂れます。
精製されていない塩には、ミネラルなど必要な栄養素が、
摂れるので良い塩と言われます。
天然塩選びの問題点
天然塩選びにも実は問題が2点あります。
①天然塩(自然塩)の中にも作られる工程によっては
精製塩と変わらない塩があります。
②天然塩でも塩の栄養成分のバランスが悪い塩もある。
食塩相当量が精製塩なみに多い塩。
塩の選び方を知らないと身体に良いと言われる天然塩(自然塩)でも
長い目でみて身体の不調の原因になる可能性があるのです。
工程、原材料、食塩相当量を見る必要があります。
塩の種類は4つある?
- 天然塩(天日塩、岩塩、湖塩)値段は高い。
- せんごう塩(釜で煮詰める平釜製法のことです。)値段が高い。
- 再生加工塩(海外の海水を天日海塩にしたあと、日本の海水で溶かして加熱処理して再び結晶化した塩です。)値段は安い。
- 精製塩(ミネラルを取り除いた塩)値段は安い
この4種類の中で1番、私たちの身近で、
販売されている事が多い塩は、精製塩と再生加工塩です。
市場で一番、目にすることが多い塩です。
健康を考えると摂り過ぎてはいけない塩です。
次に、天然塩について、
スーパーで販売されている天然塩は岩塩が多いですが、
岩塩は食塩相当量が精製塩と変わりません。
一見、身体に良さそうですが、味付けなど嗜好品程度で活用しましょう。
天然塩の中でも一番、体に良い塩、
海塩で『天日干しの塩』
なかなかスーパーではないのが現状です。
精製塩×
人口的に作られる食塩は精製される工程の時に、ミネラルなどの栄養素が取り除かれてしまいます。
そうすると塩本来の栄養素がない塩となります。塩化ナトリウムが濃縮された悪い塩になります。
それを人が摂る事で健康に影響してしまう原因といわれてます。
精製塩の特長は塩を作る時、電気分解を(電気の力を)利用して海水から濃ゆい塩水を作り
その後、煮詰めて塩の結晶を作る方法です。
その際、塩の本来の様々なミネラルがない塩になり
塩化ナトリウム99%以上の塩になります。
天候に左右されず24時間、作れるので大量生産ができる塩です。
安定して生産出来る事からコストが低く安くで購入できる塩です。
精製塩はこのように表示されています。
製造工程はイオン膜、逆浸透膜、立釜法、原材料名は海水、食塩相当量は99%以上
再生加工塩△
再生加工塩とは海外の海水を(オーストラリア、メキシコ)
天日海塩にしたあと、
日本の海水で溶かして加熱処理して再び結晶化した塩です。
再生加工塩は主に作り方は2種類あります。
①【良い再生加工塩】
海外から輸入された海水から作られた海塩を
再度海水で溶かして(海水)にがりを加えて作る塩です。
②【控えて欲しい再生加工塩】
輸入の海水に、精製海水塩化マグネシウムを添加する再生加工塩。
精製塩と同じくイオン膜で作るものは×
この作り方は精製塩に近い再生加工塩になります。
精製塩と同じくイオン膜で作るものは×
この作り方は精製塩に近い再生加工塩になります。
加熱された海水はミネラルが不足します。
その為、人工的ににがりを入れてミネラルを調整します。
再生加工塩といってもメーカーによってにがり、ミネラルを入れる配合など違います。
精製塩と変わらない再生加工塩もあるので、気を付けなければならない塩です。
よい再生加工塩の表示は
工程は溶解、立釜法、海水(にがり)、原材料は海塩、食塩相当量は95、5%
を目安にお探しください。
せんごう塩△
せんごう塩と商品の裏に表示されていません。(塩の分類する時の名前です。)
釜で炊いた塩、平釜製法と表示されてます。
日本では釜で煮詰めて作る塩作りが昔から行われています。
天日干し製法は日本で雨が多いので、塩作りには手間がかかるので不向きでした。
その為、日本では釜で海水を煮詰める平釜製法が主流となりました。
日本では昔から岩塩はなかったです。海水から作る塩を摂ってました。
平釜製法を△にした理由は、
工程で塩を煮詰めるので、完全天日塩と比較すると
海水のミネラルバランスが低下するからです。
しかし、
食塩相当量が安全な基準内に入るものが多いので、その中から選ぶのは良いです。
良い平釜製法は工程は平釜製法、原材料は海水、食塩相当量は90%から95%を探す。
岩塩△
岩塩は地中の深い所から掘り出した塩です。
岩の塩と書きますが、岩から摂っていません。
長い年月をかけて海の一部が陸地に閉じ込められて
塩分が結晶になりその上に土砂がつもり出来ました。
(大昔、海だった所が地殻変動で隆起してもの)
岩塩は製造の際、不純物こともあります。
掘り出した塩を一度水に溶かして異物を取り除いてから煮つめることもあります。
(細かく砕く方法、塩を一度煮つめる方法などある)
岩塩はヨーロッパなどで多く利用されている塩です。
岩塩は食塩相当量(99%)が高いので精製塩と
変わらないぐらいの塩化ナトリウムを含む塩もあります。
同じく、湖塩も(99%)食塩相当量が高いので日本人にはあまりおすすめできません。
嗜好品程度にご利用ください。
天然塩〇
塩本来のもっている栄養素が残っている塩を天然塩と言えます。
人口的に精製されていない塩には
ミネラルなど人の体に必要な栄養素が
摂れるので良い塩と言われます。
人に必要な栄養成分が天然塩から摂れます。
天日海塩とは
塩の中で一番、身体に良い塩です。
健康を意識して摂るなら、
天日干しされた塩を選ぶ事をおすすめします。
特長は加工を一切していない塩です。
塩を煮詰めないので、
塩の本来の様々なミネラルが得られます。
海水を太陽と風の自然の力だけで乾燥させて作る塩です。
日本では気候の影響があり、
天日干しの塩を作るのは難しいと言われています。
天日塩田が不向きな理由は、雨が多くいなど天候の影響があります。
しかし、日本でも
天日干し塩を作りに適した離島、暖かい地域では、
設備を整えて、天日干しの塩を作る会社は、数少ないですが 日本にもあります。
選び方は工程は天日干し、原材料は海水、食塩相当量は90%から95%を探す。
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